雑誌「ドローン.biz」に掲載されました

ビジネスに役立つドローン経済情報誌として有名な「ドローン.biz(内外出版社)」の VOL.7 (2020年8月)の「特集2 標定点レスに進むドローン測量」の記事のなかで、弊社高山が取材協力をさせて頂いた記事が掲載されました。


特集記事は「Phantom 4 RTK」をはじめ、「エアロボマーカー」「レーザー測量」「後処理キネマティック方式」「斜め往復撮影ドローン」といった最新技術・製品や、「作業規定の準則の改訂」の特集です。 その中の、「Phantom 4 RTK」のページ(P.40~P.43)と、「作業規定の準則の改訂」(P.54)のページで、内外出版様の取材に協力させて頂きました。

隔月発行の専門誌だけあって、密度高い雑誌に掲載していただき、感謝です。

ドローンを使った測量技術は、実績も増えていますし、技術もどんどん進歩しております。
測量業界とドローン業界、双方にとって発展していくために少しでも貢献できたならば幸いです。

【参考】ドローン.biz , https://www.naigai-shop.com/SHOP/AZ7304-01.html

高校でドローン講習会を実施しました

長野県松本市にある「松本県ヶ丘高校」にて、半日のドローン講習会を弊社高山が講師として講習を行って参りました(2020/8/3 午後)。座学と実習を織り交ぜた講習会で、体育館内と校庭の一角を使っての講習会でした。

座学ではドローンの仕組みや飛行原理、歴史などをお話ししました。生徒たちにセットアップから操縦体験、そして片付けまでの一連の扱い方を参加者全員に体験して頂きました。
測量・建設現場で行われる「指差し確認」も伝え、法律の話も高校生にわかりやいように伝え、安全に操縦するための知識・技術を習得するきっかけを作ることができました。
夏休み中にも関わらず参加した生徒は10名、全員が楽しそうで、座学では大事なところでメモをとるなど、積極的に学び最新技術を探求するという姿勢が強かった事が印象的でした。

当日の様子は、高校の「Web日誌」にも掲載されています。是非ご覧ください。

【縣陵WEB日誌(令和2年度)】https://www.nagano-c.ed.jp/agata/diary/diary.html#0803

UGVの開発成果の発表・デモ走行を実施しました

ドローンのエンジニアを養成する「ドローンエンジニア養成塾」が主催する「ArduPilotデモフライトイベント」(2020年7月19日)にて、弊社高山が開発したUGV試作機「無人自動散水車両」の発表・デモ走行を実施しました。
※UGV:Unmanned Ground Vehicle、無人地上車両


前日からの雨予報にも関わらず当日は天気に恵まれ、記者の方々が見守る中、11名のエンジニア(塾長・塾講師・塾卒業生)が自身の開発したUAV(空中ドローン)・UGV(地上ドローン)・USV(水上ドローン)を発表しました。
弊社高山はドローンエンジニア養成塾コース1の講師を今年から担当しており、この日のためにUGVの製作に初挑戦し、「無人自動散水車両の試作の試作」というタイトルで発表とデモ走行(自動走行)をしました。

真夏の工事現場でよく見る散水車ですが、その自動化・無人化のヒントにならないかと、タミヤのRCカーをベースに弊社の研究開発の一環として試作したものです。
空中ドローンの製作で使っていた「Pixhawk mini」を搭載し、ファームウェアを「ArduRover」に書き換え、「MissionPlanner」にて自動走行ができるようにしました。
散水のための装置は完全DIYで、小型ポンプで水を汲み上げてチューブを伝って地面に散水できるよう工夫を重ねました。

こちらの動画は、雨天でデモができなかった場合に備えて準備したものです。
2分程度の動画ですので、是非ご覧ください。


ドローンの活躍する場は空だけにとどまらず、地上や水上、そして水中にまでも活躍の場を広げようとしています。弊社ではそれらを「無人移動体」と呼び、それらが目的に応じて使い分けられながら社会の中で活躍していく未来を「使命宣言文」の中で謳っています。

今後も自らが手を動かして試作機を製作することで、原理から理解しエンジニアの方々との交流を深め、発信しフィードバックを頂くことで市場のニーズに耳を傾け、無人移動体のプロフェッショナル育成のための研究開発活動を地道に一歩ずつ続けて参ります。

尚、当日の様子はメディアにも取り上げられております。
他の発表者の開発した機体についても書かれているので、大変勉強になります。
こちらも是非ご覧ください。

【DRONE.jp】
 https://www.drone.jp/news/20200722173036.html
【Drone Tribune】
 https://dronetribune.jp/articles/18084/
 https://dronetribune.jp/articles/18124/
 https://dronetribune.jp/articles/18204/
【ドローンジャーナル】
 https://drone-journal.impress.co.jp/docs/special/1183129.html

「ドローン(UAV)写真点群測量基礎 for ビギナー」開催します(7/17(金) 午前&午後)→【満員御礼】

【満員御礼】
開催前日までに、用意したチケット及び追加チケット、すべて満席となりました。
ありがとうございました。


どなたでも参加できるオンラインセミナー(無料)を、株式会社華飛(はなび)様と共同で開催いたします。講師は弊社の高山が務めます。
ドローン(UAV)を使った測量や、3次元モデルの利活用について興味のある方は、是非お申込みください。

日時
 2020年7月17日(金)
 午前の部:10:00~11:30
 午後の部:14:00~15:30

※午前の部と午後の部の内容は同じものです。ご都合のよい時間帯を選択ください。

セミナー名:
 ドローン(UAV)写真点群測量基礎 for ビギナー
 ※UAV未来論、UAV測量概論、Pix4Dmapperを使った3次元データ作成例、など
 ※1日間の有料コースのエッセンスを体験できる講座となっております

申し込み:
午前の部の申し込みURL(Peatix)はこちらです
https://d-hanabi07171.peatix.com/?fbclid=IwAR1MwqP8PFZoni9uVz4JfFUUIBrSAgiV9VT9HQmomKh-FVh-vLDrwITmSyw

午後の部の申し込みURL(Peatix)はこちらです
https://d-hanabi07172.peatix.com/?fbclid=IwAR09tEA5OVGIAFxSXUw0UEdtTNmOj_syButQJYJbRJRRxkUxX2KEXfvBkWk


<企画運営サポート>
株式会社華飛

「消防組織向け出張ドローン講習」はじめました

2020年7月より、新しいサービスを弊社より提供いたします。
https://www.tdr-drone.co.jp/fire/

消防組織向けに特化した、「継続教育」に重点を当てた、出張型のドローン講習です。
コロナウイルスの影響で発表が遅れておりましたが、半年近く温めてきた企画で、全国の消防学校で講習を行ってきた講師に協力を仰ぎ、継続した講習を行う「出張ドローン講習」です。

弊社の代表である高山は、令和元年から令和2年にかけて日本全国14箇所の消防学校で行われたドローン操縦講習に、アシスタント講師として参加しました。座学と実習を消防学校の教官及び消防団の皆様に講習をさせて頂きました。講習を行った講師全員が「消防組織の皆様は安全管理が徹底しており、情熱があり、誠実で、上達も速い。とてもやりがいがある」と感じておりました。
一方で、2日間の講習でお伝えできることは限られており、車の運転と一緒で操縦を続けていなければせっかくの機会も無駄になってしまうことを危惧しておりました。組織的な「継続教育」の必要性を感じておりました。

そこで、全国30箇所の消防学校で講習経験がある講師に協力を仰ぎ、継続した講習を行うための「出張ドローン講習」を企画しました。

もちろん、新型コロナウイルス感染対策を万全に行っての講習をさせて頂きます。

社会インフラとして重要性の増しているドローンを安全に、そして消防組織の中で効果的に利用していくための仕組みづくりのお手伝いをさせて頂ければと思っております。

「UAV(ドローン)の活用」の講習を行ってきました

2019年6月26日、令和元年度リカレント研修(一般社団法人 群馬県建設業協会 主催、日本マルチメディア・イクイップメント株式会社 事務局)の中で「UAV(ドローン)の活用」をテーマに 高山ドローンリサーチ株式会社 代表取締役 高山 誠一 が講師を担当させて頂きました。

リカレント研修は全体で第1回から第8回まであり、その中の第2回目のテーマとして位置づけられていました。28名の生徒が参加されました。

午前中は座学、午後は実習でした。午後の実習では、デジタルカメラを用いて生徒の皆様に自由に被写体を撮ってきて頂き、SfMソフトウェア(Pix4D mapper)を使って三次元点群を作る体験をしていただきました。
SfM処理に向いている被写体や好ましい撮影方法を体感して頂きました。

最初のうちは緊張していた生徒さんたちでしたが、徐々にチームワークも 出てきて、よい研修になりました。



実習にて生徒の皆様が撮影した画像から作成した三次元点群の例